2018年12月27日

いけこの曲紹介♪「冬の足音」

年の瀬ですね!もうすぐ2018年も終わりです。

いけこのマンドリン曲を、紹介します。
YouTubeで公開しているのですが、このブログでまだ取り上げていませんでした。

今回は、「冬の足音」です。

「冬の足音」
 1.ロータリー
 2.凍れる星
 3.風花とブリザード

2010年に作曲。
わたしとしてはめずらしく、マンドリンオーケストラという編成で作りました。

1stマンドリン
2ndマンドリン
マンドラ
ギター
マンドセロ
コントラバス

【解説】

1.ロータリー

旭川の「常盤(ときわ)ロータリー」は、
冬になると、イルミネーションが点灯されます。
バスにのってそこを通るときの、
回る、回る感覚と
街へ近づく うきうきした感じが好きです。
雪など降っていれば、最高です。


2.凍れる星

積もったばかりの雪の中
(キシ、キシ、キシ、キシ……)
わたしの足音だけが 生きているのです

黒い空には
凍りついた星たちが
今にも こぼれ落ちてきそうです

この世に居るのはわたしだけ?

―と思った時―
ひっそりと闇を裂いて
汽車が 過ぎてゆきました

(昔書いた詩に、混声合唱のイメージで、20 年くらいずっと、頭の中で鳴らし続けていた曲です。)


3.風花とブリザード

イントロは、舞台下手側から上手側へ、音が移動していきます。
風がどうと吹きぬける感じを表してみたいと思って、書きました。
ぽっかりと晴れているのに、空の高いところから舞いおりてくる風花。
野原の向こうからやってきて、とり囲む猛吹雪。
どれも、大学時代に 札幌・あいの里で経験したものです。
そして、それに負けず一歩一歩すすむ、北国の人々。
やがてくる、春に向かって。



初演は、2013年。
北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会 第9回定期演奏会で、演奏されました。(2013.8.18)

2016年には、岩手大学マンドリンクラブ 冬の演奏会で、第1楽章「ロータリー」を演奏していただきました。

また、旭川市立永山南中学校マンドリン部の皆さんには、
2017年2月 吹奏楽部&マンドリン部ジョイントコンサート
および
2017年9月 光陽中&永山南中マンドリン部ジョイントコンサート
にて、演奏していただきました。
このときは、3楽章のイントロを、指定通り、下手から上手へ音が移動するように弾いてくださいました。


☆札教大OB会による、初演のようすを聴くことができます。

↓todorokigentaroさんからいただいた音源を使って、いけこが紹介ムービーを作りました。解説付きです。
常盤ロータリーも、見られますよ。


↓こちらは、todorokigentaroさんが公開している、「公式版」です。演奏は同じですが、音の響きがちがうでしょうか。



この曲は、2010年 大阪国際マンドリンフェスティバル&コンクールに出品したものです。
このときのコンクールは、マンドリンオーケストラ用の作曲部門でした。
残念ながら本選に残ることはできなかったのですが、審査していただけたのは、貴重な経験でした。
また、半年以上かけて、頭の中でぐるぐる音を鳴らしながら、楽譜に書き起こしていたときの興奮状態は、とても楽しかった!今では、なかなか体験できないと思います。
ふだん、小編成の曲ばかり書いている自分にとっては、とても勉強になりました。
演奏者にとって読みやすく、作曲者の意図が伝わりやすい楽譜を作るために、工夫が必要であることも学びました。お問い合わせ・楽譜ご要望の際は
posted by いけこ at 22:27| Comment(2) | いけこのマンドリン曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする